二日酔いの仕組みを理解する!次の飲み会に備える基礎知識。

もう絶対に二日酔いにならない!二度と飲みすぎない!お酒に飲まれない!・・・と二日酔いになると決心をするのですが、それでもなぜかまた同じ過ちを犯してしまうのが人間というものです。

ここでは、また今度二日酔いになる事実を受け止めて、それでも少しでも対策を取る為に、まずは2日酔いという敵を理解することからはじめましょう。知っていれば、それなりに事前に対策が出来たり、事後処理がしやすくなるものです。これから長く付き合うお酒と体ですので、どっちも大事にしましょうね。

酔っ払う=アセトアルデヒドの毒性作用!!

通常のプロセスから言うと、飲み物や食べ物を食べと以下のフローで体に取り込まれます。

①口 噛み砕く!分解する!

②胃 分解する!

③腸 分解する!吸収する!

色々ありますが、ざっくり言うとこんな感じです。

しかし!

アルコールの場合は「腸」でも吸収されるのですが、一部が「胃」で吸収されてしまうのです。食べ物を消化するのには何時間も要するのに、飲んですぐ酔いじめてしまうのはこんな理由があったんですね。

では、胃で吸収されたアルコールはどうなるかというと、そのまま血液に送られます。ここでよく出てくるのが血中アルコール濃度のお話。たとえば「急性アルコール中毒」というのは、血中アルコール濃度が0.4%を超えた時に起こり、1~2時間で約半数が死亡するといわれています。

ただし、血中アルコール度数が高くなるから「酔っ払う」わけではありません。酔っ払う理由はその血中を出て、肝臓にたどり着いてから。

肝臓さんの役割りは、ここで「アルコール」を「アルコール脱水素酵素」と「ミクロゾームエタノール酸化酵素」によって「アセトアルデヒド」に変化させ、それを「アルデヒド脱水素酵素」によって害の無い「酢酸」に分解すること。この「酢酸」はその後「炭酸ガス」と「水」に分解をされて体から排出されるのです。

簡単に言うと、アルコールを無害な「水や炭酸ガス」に分解する際、一度有害物質「アセトアルデヒド」になり、それが吐き気、頭痛、動悸を引き起こしているんですね。

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