酔って転倒。おでこの皮が悲惨なことに。

私、お酒にはさほど強くないのですがみんなでワイワイ楽しむお酒の場が好きなので、飲む機会は多いほうです。
今までで最も悪い失敗談と言えば、病院送りにまでなったことでしょう。

その日は女友達と2人でしっとりと飲んでいました。
お酒の話題と言えば当時は恋愛中心。私はその時、上手くいきそうで上手くいかない恋愛を一つ進行させていて
その愚痴やら何やらを友達に聞いてもらっていました。その友達はとても聞き上手で、くだらない私の愚痴にも真剣に取り合ってくれ解決の糸口を導いてくれたり、希望の光を注いでくれる、そんな素晴らしい力を持つ子でした。
なので、語り合いたい時に飲みに誘うのはいつも彼女。私が彼女の話を聞いて彼女に有効な道を示してあげるよりも、彼女が私にしてくれることの方が圧倒的に大きい、というのが申し訳ない話ですが。。

じっくりと恋愛の話を進めると、お酒はどんどん進むもので、お酒が好きだけど強くない私は2時間もたつと目がグルングルン状態です。それでも、その場が楽しくてまだまだ時間あるし飲もう飲もう!と結局それから3時間、トークとお酒は続きました。

さていい加減、帰らなきゃならない時間だということでお店を出ると夜風が気持ちよくまだまだ飲めそうな気さえしてしまいます。いい話も出来たし、今日も楽しかったと友人とバイバイし私は乗ってきた自転車をこぎだしました。お店を出た時にはしっかりしていた記憶が、自転車を走らせたらなんだか怪しくなってきて途切れ途切れに。眠さとお酒が回ったのとでふらふらし始めました。

その直後に悲劇は起こりました。ちょっとした下り坂を降りたら、その脇にあった段差にタイヤを取られ、そのまま落下したのです。正直言って落下の瞬間から記憶はありません。それでもすぐに自分が転倒したことには気づいたようでおもむろに起き上がり、違和感のあるおでこの部分を触ってみると、何と。皮膚がべろりとめくれているではありませんか。手も血だらけです。不思議と痛みはありませんでした。

暗い夜道、通りかかった男性に救急車を要請し、私はひとり朦朧としながら到着を待ちました。男性は血だらけの怪しい女に恐れをなして、119番通報してすぐいなくなってしまいました。。

生まれて初めての救急車にこんな形で乗ることになるなんて。情けなくて仕方なかったです。着いた先の病院では、ちょうど整形外科のドクターが当直でいてくれたおかげで私のおでこの傷は綺麗に縫い合わされました。それは不幸中の幸いでした。

当時は友人の間でも失笑な出来事だたけれど、10年以上たった今となってはこのおでこの傷を見ては、愚かだったね、、と思い出して笑える出来事となりました。これを機に、飲みに行くときには歩いて行くようになりました。

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