警察官のお世話になるとは。

今からかなり昔の事です。独身の時はほんとによく飲んで回っていました。
仕事柄、水商売をしているお姉さんと親しくしていましたので、付き合いと言う名目で毎晩飲みに行ってましたね
失敗談も数知れず・・
ある時の話です。20代前半だったと思います。友人6人と飲みに行きました。
皆仕事が終わってからの飲み会でしたから6時頃から食べて飲んで4次会まで行ったのは覚えています。
もう午前0時頃になっていたのではないでしょうか?
最後に3人が残り私の仕事での知り合いのお姉さんのスナックへ行きました。
知り合いの店と言う事で気が緩んだのでしょう。それ以前に少し酔いが覚めてきていたのにそれからまた飲んだのです。
もう友人3人共フラフラです。
午前2時頃にお姉さんから「閉店ですよ」と言われ3人共店から追い出されてしまいました。
若いと言うのは怖いですね。
3人とも何を言ってるか分からず、それぞれ勝手な事を言いながら夜道を歩きある公園を見つけ入って行きました。
公園でまた大声で話しています。呂律が回らずにヘラヘラで話しています。
何かに文句を言ってる友人がおり、通りがかったおじさんに声をかける友人がおり、私は何が可笑しいのか「あっはは」
と大声で笑っています。
そんな状態の3人に何処からともなく現れた男の人に声をかけられました。
「君達、大丈夫?」と
私達は大声で答えています。
「大丈夫ですよ。ちゃんと分かっていますよ」
何が分かっていたのでしょうか?
なんという事でしょうか・・声をかけられたのは警察の人でした。
数人の警察官に抱えられるようにして近くの交番まで連れて行かれました。
水を飲まされしばらく3人共そのままの状態で椅子に座らせられていました。
そのまましばらく3人共寝てしまってたようです。
どのくらいの時間が過ぎたのかよく覚えていませんが、突然私は頬を叩かれていました。
痛いと言いながら顔を上げるとそこにはすごい顔の母が立っていました。
鬼のような形相とはあれを言うのでしょうね
後で母から聞かされた話では夜中に警察から電話が入り「酔っている娘さんを保護しました」と言われたそうです。
バックの中から身分を証明するのを見つけたのでしょうね
大正生まれの母です。もうびっくりして慌てて交番へやってきたそうです。
その内3人の母が集まり、3人で警察官に平誤りです。そしてそれぞれタクシーに乗せられ家へ帰りました。
もちろん母が私に怒り狂ったのは言うまでもありません。
翌日酔いが覚めた私は母に平誤りしました。
それからも飲みには行きましたが流石に2度と警察沙汰になるような飲み方はしないようにしました。
若い頃の苦い思い出です。

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